自炊のプロ。

日々の自炊記録を書き綴っています。

シュークリームを作り方!(生地、焼き方、完成編)

どうも!自炊のプロです!
さぁ美味しいカスタードクリームができたところで!
作り方はこちら↓


cassettechef.hatenadiary.jp


材料(5cm位四方15~20個分)
水:200cc
塩:2g
無塩バター:90(常温に戻す)
薄力粉:120g(ふるう)
卵:4個(常温に戻す)
塗り卵:適量

先に言っておくのですが、写真の撮影でモタモタしてしまい、納得のいくものが出来上がらずやり直しています。
鍋の写真等が違っているのでそこはご了承下さいm(__)m
それだけシュー生地は時間との戦いなのです。。


さて、まずはいつもの如く材料、器具を用意。
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絞り袋はスプーンでも出来なくはないですが出来れば。。!
左の卵は生地用、右は後で塗る用に白身を濾してます。濾さなくてもok!
バター、水、塩は鍋に入ってます。写真に写ってないですが焼くためのオーブンプレートにはバターを薄く塗っています。手でやれば極薄で濡れますので!笑
オーブンの余熱もお忘れなく。

それでは行きます。

まずは鍋のものを沸騰させます。
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沸騰するのに時間がかかると水分が飛び、分量が変わってきます。なので冷蔵庫から出したてのバターは好ましくありません。バターは常温に戻しておいてくださいね。
また、小さくしておくと溶けやすくなります!

そしたら火を止めてコンロからも外し、ふるった薄力粉を投入。粉が見えなくなるまで混ぜたらこうなるはず。
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火から外すのは、小麦粉が熱で急激に固まってしまい、ダマになるから。ダマなったらそこでやり直し。とにかく火から外せば大丈夫です!

粉が見えなくなったら鍋の底がこうなるまで中火で火にかけていきます。
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こうなったら小麦粉に火が通った証拠。この生地は熱々です。
シューは絞り袋に入れるまで人肌より温かい状態がベストなので素早くいきますよー!
熱いままボウルに移して卵を少しずつ入れて混ぜ合わせていきます。
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混ぜる時は、卵を大さじ3杯ずつ入れていき、入れた時はゆっくり混ぜ、徐々に滑らかになってきたら早く混ぜるといいです!最初から早いと卵が飛び散ると思います!笑
卵が3/4位になったら、そこからは小さじ1杯位ずつ。このような感じの滑らかになればいいので慎重に。
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場合によっては卵は全部入らないと思います。

大きくすくって。
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ヘラを傾けて重力で生地を落とした状態。きれいな逆三角形。
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これは固いです。でも完成間近。慎重に。
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入れる卵も常温より少し温かい位にしておくと温度が下がらなくていいと思います。

冷たいと生地が締まって絞りにくいので。。

出来た生地は絞り袋に入れて絞ります。
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絞ったらすぐ焼いてもいいですし、卵を塗って焼き色をつけてもいいです。
ただし塗りすぎると卵が生地の底に固まってしまい、別の食感が生まれるので注意。
フォークは格子模様をつけてる為。やらなくてもいいです。
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さて、この後200℃で約30~35分焼いていくのですが、

20分位は絶対にオーブンを開けないでください。


シューが焼けるメカニズムは、まず最初に小麦粉と水を加熱してぷにぷにの生地を作りましたね?
あの粘りがオーブンで焼けていく過程の水蒸気でネバーっと持ち上げられシュークリーム独特の高さが出ます。
その粘りを支えるのが卵と小麦粉のグルテン。シュー生地という家の柱となって支えてくれます。

また、シューの柔らかい食感はグルテンがあまり形成していないから。バター(油脂)があるとグルテンが形成しにくいので、あのフワッとした食感が生まれます。なので最初に溶かしてから小麦粉を入れています。最初から入れると水と小麦粉が反応してグルテンが形成され、少しもちっとしたシューになってしまいます。。その食感はシューには必要ありません。

グルテンは水と小麦が圧力を加えられることで形成されます。
分かりやすいのだとピザやパン。
追々このこと、ピザやパンも記事にしていこうと思います。生地だけに。


はい焼き上がりです。
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この割れ目が出来ていないとフワッとした食感は生まれません。割れ目は薄く伸びてくれた証拠。

絞ってから焼くのに時間がかかると表面に膜が張ってしまい生地が割れることができず固い仕上がりに。
生地が柔らかいと焼いているときにだれてしまいま山のような形になります。
あとはオーブン途中であけるとしぼみます。笑

あとはこれにカスタードクリームを入れて食べるだけ!
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上手く作れるとベロンってとれます。
ほぐしてほぐして。。
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クリームをたーっぷり(*´∀`)
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いかがでしたか?
このブログを見て上手く作れたら嬉しいです(ノ´∀`*)
いずれにせよ上手く作るコツは、


作り方を覚える、器具を用意しておく、計量は正確に!!


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